ばねとは
最初に「ばね」について少しお話致します。
- ばねの定義日本工業規格(JIS)のばね用語のなかでは、「物体の弾性又は変形によって蓄積されたエネルギーを利用する事を目的とする機械要素」と定義されている。したがって、ばねは金属を素材としたものに限らず、他に動物の腸・皮・髭などを用いたもの、また植物などでは木の皮・草などの繊維・竹・つる・幹・樹液などを用いたもの、鉱物ではセラミックなどを素材とし、その弾性を利用したものが多くある。弊社では「金属ばね」をメインに製造致しております。
- ばねの語源ばねは「跳ね」「撥ね」「弾く」などの言葉が訛ったものであるといわれている。「ばね」の文字が現れ始めたのは明治後半でしか見受けられない。それまでは、「はね」あるいは「からくり」である。江戸時代中期から明治にかけて、ばねの意味を持つ漢字として発条、弾機、発弾、発軌、撥條、弾條、鎖鬚(さしゅ)などが当てられていたが、誰が当てはめたのか明らかでない。ちなみに弊社では社名に「発条」を採用しております。ばねに該当する言葉は1500年後半、鉄砲がポルトガルより種子島経由近江の国、国友村の鉄砲鍛冶の手に渡った頃から使われているそうです。
金属ばねの材質
一般的ばね用材料としては鋼線・ステンレス鋼線等ありますが、他の材質でもお気軽にご相談ください。お問い合わせはこちら
保木野発条の特徴
保木野発条では線径0.1φ~9.0φの線材を中心に圧縮コイルばね、引張コイルばね、ねじりコイルばね、薄板ばね、また材料は丸線だけでなく異形線にも対応と多岐に亘ってばねの製造販売を致しております。
下記作成事例をご覧下さい。
圧縮コイルばね1 |
圧縮コイルばね2 |
極小ばね |
引張コイルばね |
ねじりコイルばね |
線細工ばね |
薄板ばね |